「深夜高速-生きててよかったの集い-」

深夜高速-生きててよかったの集い-
何度も何度も何度も聞いては涙ぐみそうになり、そして我に返りということを繰り返していました。ある事実に気づいてしまってからはそちらばかりに意識が向いてしまって台無し。
この曲の持つ世界観に通ずるところにいたのが伊集院さんで、黒伊集院さんを好きな人が好きそうだなという印象でもあったのですが、まさか、まさか本人の口からこの曲について触れられる日が来るとは思ってもみませんでした。
一人だけアレな人がいるとのことでしたが、ラジオ後にひとめぐりしてみたら別段変な気になるわけでもなく、ストレートなものも変化球のものも含め、違った面から味わうことができました。不思議なことに、苦手かもと思って聞いたミドリが入り込んできました。泉谷さんに至っては最初の声の部分でやられてしまい、年を重ねたからこそ出る哀愁もあって、若い子には決して出せない渋みがとても格好良かったです。伊集院さんが気になってしまったという潮音ちゃんは、谷山浩子さんのにおいを感じてしまったのだろうなあと思いつつ、ふるえる歌声にふるえていました。
気づいてしまったことというのは、コード進行が似ているからなのか思い出してしまった曲がありました。TMの「Seven Days War」でした。すると深夜高速を聞いていても頭の中で例のコーラスが流れだしてさあ大変、フラカンだけの時はわからなかったのにシンプルであればあるほど際立ってしまい、斉藤和義さんでは勝手にコラボしていました。
そんなわけで自分の中でアレンジが加えられてしまう結果となりましたが、それでも聞いていて気持ちがたかぶることは間違いなく、時間が経ってから聞くともっと重みを感じるようになるのでしょう。
野音、どうしようかまだ迷っています。