あったら使いたくなってしまうのが人間の恐ろしい欲というもので、ふと窓から見えた虹をついつい撮ってしまいました。二重なのはそれほどめずらしくないのかもしれませんが、今まで大体四分の一バウム程度しか見られなかったのが今回は住宅にさえぎられているとはいえ虹の端から端まで、およそ半バウムを見ることができました。夕焼け時だったからか光の吸収度合いで鮮やかさが少しずつ変わっていって、橋渡しをしていた虹がだんだんと消えていって四分の一バウムに戻ってしまいましたが、あんなにもきれいな半バウムの虹を見たのが初めてだったのでつい興奮してしまいました。その大きさはカメラには入りきらないぐらいだったので、すかさず記憶に刷り込んで記録しておきました。