100s「世界のフラワーロード」

世界のフラワーロード(DVD付)
「OZ」の前か後にこのアルバムが来れば良かったのに、なんてことをチラッと思ったりもしましたが、先行シングルでも感じていた通り100s中村一義の間の世界だというのが第一印象でした。歌詞カードがないと意味を読み取れない自由な歌い方を久しぶりに聞いてみるとなつかしい気持ちになり、それでも音としてはしっかりと100sのものなので、部分部分で100sらしさを感じるところが多かったです。前のアルバムも嫌いではないのですが、今回は今まで通り自発的に何回もめぐらせてみたくなる音楽で、「OZ」も聞きたくなってしまいました。じっくりと味わった後に高まるのは当然ライブ欲。そしてうっかり巻き戻しをし損ねて高木さんのアルバムが流れてしまい、ライブを思ってまた下くちびるを噛みしめました。
楽しみだったDVDの方はまだ一つも見ていないので、忘れないうちに鑑賞しておかないと。