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うっかりすると締め切りが過ぎてしまいそうなので、今のうちに。
「空中キャンプ」(id:zoot32)さんにて行っている「2008年の映画をふりかえる」に今年も参加したいと思います(昨年の私の回答はこちら、一昨年の回答はこちら)。
たくさんの人の回答を読みたいので、どうしようかなと迷っている方は是非参加してみてください!
- 名前(id、もしくはテキトーな名前)/性別
- 2008年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください
- 2で選んだ映画の中で、印象に残っている場面をひとつ教えてください
- 今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか
- ひとことコメント
id:whose / 女
『トウキョウソナタ』『歩いても歩いても』
『ジャーマン+雨』
気づけば三つとも邦画でした。二作品については空中キャンプ賞を狙えるぐらいかたいと思っていますが、もう一作品については昨年一昨年のようにかなり趣味に偏ったものを選んでしまったので難しいかもしれません。最後の一つをアニメーション部門とするならば入れようかちょっと迷った作品は『カフカ 田舎医者』でした。昨年に見ましたが企画以降だったのでついつい記憶をカムバック。
『TOKYO!』の香川さんも良かったのでそちらと迷いつつ、やっぱり奥さんとはち合わせて猛ダッシュで逃げ去る香川さんの方が魅力的だったので、『トウキョウソナタ』の方にしました。『歩いても歩いても』は振り返ってみて思い出した作品だったのですが、強烈なシーンがいくつかあって、見た当時にも記したのですが連れ子から義父への呼びかけにはハッとさせられました。最後の『ジャーマン+雨』については自信を持っておすすめする、と断言できる作品ではありませんが、登場人物の誰もがにくたらしくて、キィィーとなりながらその貪欲さに引き込まれてしまったので、よかった、ということにしておきます。感覚に酔ってくらくらしてしまいましたが、見て良かった作品には違いありません!
感動的だったりしばらく考えさせられたりしたシーンはいくつもいくつもあるのですが、今はどうやっても『トウキョウソナタ』における井川遥さんのストール巻きしか思い浮かびません。わざとらしいと思ったりもしますが、こうやって頭に残っているということはまんまとやられてしまったようです。かげのあるピアノの先生、あのストールというかパシュミナというか、ゆるい感じに巻くのも含めてずるいです。もっと他のシーンを思い出したかったです。
作品を一つに絞ったという点からしても香川照之さん、としか言えません。情けなくも哀愁漂うおじさんの魅力に今年もくらくらとさせられてしまいました。いちばんではありませんが、ピンポイントで良いなあと思った役者?さんは『トウキョウソナタ』において教師の絶妙ないやらしさを発揮していたリーク児島さんことアンジャッシュの児島一哉さんでした。あの小物っぷりがたまりません。
年々劇場で見る機会が減っていって、このままではいけないと毎年のように思っているような気がします。ましてや今年募集するに当たって「年間ベスト級の映画が毎月のように公開されていく一年」なんて言われてしまったものだから、ああどれだけ私は素晴らしい作品を見逃してしまったのか!とたくさん後悔しました。ちなみに今年公開された作品で未見で後悔した三作品は今挙げてみると『東南角部屋二階の女』、『僕らのミライへ逆回転』、『パーク アンド ラブホテル』です。でももっと見逃していそうです。現在公開されている作品でも見たいものがたくさんあるので、終わってしまわないうちに早く劇場へ足を運びたいです。と、昨年も同じようなことを言っていました。