ソーニャ・ハートネット「小鳥たちが見たもの」

小鳥たちが見たもの
パラ読みした中で大丈夫そうだと踏んだ翻訳ものに挑戦。ラストが衝撃的というようなあおりもされていましたが、なるほどねと思うような展開がなされていて、一見穏やかな世界の中で不穏に続いてく話にはすっと入り込めました。繊細さがあっても独りよがりにはなりすぎていない、危うさを残した視線。