橋本紡「九つの、物語」

九つの、物語
ファンタジー要素もありつつライトでもありつつ、それぞれの章に文芸作品が冠されていて内容にも触れられているので、中学生ぐらいの子が読んだら興味を持つようになっていました。ちょっと不思議でもそこだけに重点があるわけではなく、人と人との関係性についてもきっちり描いていて、甘すぎるかなという気もしましたが、ふんわりとした世界ならそのままで良かったのかもしれません。