野中柊「チョコレート」

チョコレット・オーガズム (集英社文庫)
相変わらず装丁に心ひかれてしまいます。野中さんの作品は最近のものだと甘ったるすぎると感じてしまうのですが、こちらは初期に書かれたものなせいか毒もわかりやすく散らしてあって、女の子同士のもやもやした関係が時代性を含めてリアルに描かれていました。