Akeboshi「Meet along the way」

相変わらずアートワークが私好みなので、レンタルしたは良いもののそれぞれ手元に置いておきたくなる作品です。音の方もポルカなど様々な国を想起させるものが取り込まれていて、郷愁の愁にあるように、秋の心を思い出してしまいました。何かが萌え出づる春ではなく、何かを失っていくことで輝きを放つ枯葉の美しさ、その季節である秋に聞いたら雰囲気に酔ってしまいそうな気さえしました。枯淡、というとあっさりしすぎかもしれませんが、じわりじわりときいてくる、さみしさの残る音に色気のある声がいつまでも耳の中でリフレインしていました。