山崎ナオコーラ「指先からソーダ」

指先からソーダ
年齢が、ということではなく文体が若い、という印象を受けました。だからと言ってつたないということではなくて、瑞々しさとも少し違ったもので、考え方や感じ方が私とずれていたりするので、そこが新鮮に感じられたのかもしれません。共感ではなく新しい視点を知ってウキウキして、言葉にこだわりを持つ彼女の小説も読みたくなりました。