海に落とした名前

海に落とした名前

思考の海にたぷたぷと浮かべられてがんじがらめに縛られて、翻弄されるがまま。わけがわからなくなっていくけれど理解できないことが楽しくもあって、そうそうこの感じ、と空白を空想で埋めていきました。多和田さんの物語は読むたびに違った解釈ができそうなので、時間を置いてからまた読みたいです。