恋バナ (赤)

恋バナ (赤)

せっかく図書館で見つけたので、わー、となるために。近頃ケータイ小説が気になりはじめて、どういう傾向なのだろうかとこわごわ読んでみました。実話をベースにした多少は過激な恋愛短編集で、ストーリーはやはり会話中心で進んでいったので、携帯画面のことを考えると情緒がどうというよりさくさく説明していった方が受け入れられやすいのだろうか、なんてことを感じたりしました。話としては少し前の少女漫画的な内容といったイメージで、思い通りにことが進んでいく気持ちよさを味わうものなのかもしれない、と後ろについた詩をぱらぱらとめくりながら本を閉じました。次は青です。