犬隠しの庭

犬隠しの庭

「犬」
彼女も詩人さんなだけあって、文章の音のなめらかさだけではなく紙に乗せられる文字のバランスも綺麗でした。なかなか目にしない表現があっても、何故だか軽々と想像してしまえる、不思議な力がありました。内容は動物や植物に関するエッセイで、ものに対して愛情をもって接している様子もすぐに想像できて、とても素敵な年を重ねてきたのだなあということがよくわかりました。今度ちらっとでも詩の方も読んでみたいです。