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モノレールねこ

「ねこ」
ちょっとした日常のミステリー、でも殺人事件が起こるわけではなく本当にささやかなものばかりで、切なくなったり嬉しくなったり、感情の動きもかどかどしいものではなくてまろやかさを持っていました。駄目おやじ好きとしてはろくでなしっぷりが見事な「マイ・フーリッシュ・アンクル」がイメージしやすく微笑ましかったです。加納さんの物語はどれも読んで安心できるようです。