TOKYO MOOD PUNKS presents ザンジバルナイト Vol.2

一行だけならば当然、笹沼さん、ああ笹沼さん。他のメモは、箇条書きで。ちなみに私にとってのスペシャルゲストは安齋肇さんでした。生で見ると意外に髪がサラサラ!

  • 七時過ぎに着いたのでオレタチは見られなかったなあと、でもトップが違っていたらとんでもない損をしたのかもしれないと不安に。後々サンボの山口さんが出てきたと知って大損気分。一度生で歌声を聴きたかったのに。
  • 二番手はスチャダラ+スライマングースロボ宙。長いのでバンド名は「ザ・ハローワークス」に決定したようで、略し方はハロワでもワークスでもザハロでも大丈夫らしい。面倒くさい新人ではあるようだけれど是非ともデビューしてもらいたいところ。
  • いつもはトラックを流してそこにライムが乗せられていくのに、今回はその音が生、しかも演奏しているのが笹沼さん率いるスライマングースなのでよだれがだっらだら。格好良くてたまらなくて、10枚目9枚目のアルバムからのものをそれぞれ披露してくれて、一度生で聞きたいなあと思っていたものもあったのでこれだけで大満足。お客さんのノリも前回のようにまばらではなく、全体的に揺れているので安心して楽しむことができて嬉しくなる。
  • 年末のソウルセットライブの時のように、今回も「SNAKES AND LADDER」をバックにスチャダラがどれかの曲かオリジナルの歌詞を乗せていて、ベース音にくらくら、笹沼さんしか見えない状態がしばらく続く。
  • 50分強演奏してくれて、年末のワンマンに行けなかったので笑いが止まらない状態に。MCもなめらかだし音も豪華だし、いっそのこと本当に新人デビューして小さな箱でやってもらいたい。
  • 小野瀬雅生ショウ、名前を聞くのも初めてで、CKBのギターの方がやっているというのも初めて知る。低くて艶っぽくてとても良い声。曲はハードロックとでも言うのか、早弾きがあったりぎゅいんぎゅいんギターを言わせてベースもぶんぶんうなって渋い、のに歌詞が可笑しみを持ったものなので親近感がわく。途中タモリ倶楽部でおなじみの安齋肇さんがゲスト参加して、みんなの歌の曲を楽しげに歌っていて、静かに興奮。
  • ゾノネムさんは前回と同じく「ザンジバール」と「ルービックキューブ何面?」発言を繰り返し、でも受け入れられているようで見れば見るほど癖になる。
  • TOKYO MOOD PUNKSは大人の音楽、しっとりと暗い内容で盛り上がるものでもないので、お客さんがとても静か。DUOなどで座りながら見た方が良いのかもしれない、と彼らに似合う会場について考えてしまう。リリーさんはMCを頑張っているしそれぞれ演奏も上手で、私は笹沼さんばかり見てしまったものの、お客さんと演奏者が上手くかみ合っていないような気がしてしまう。
  • シャンパンタイムでゲストとして呼び込まれたのはゾノネムとビッケ。もしかするとソウルセットがトップだったのだろうかと心配していたものの、今回はビッケ単体での参加。フロア後方から「ビッケー!」の叫び。その内の一人は、やはり悪酔いしている良々さん。そして披露されたのは確か前回も歌ったような気がする曲で、リリーさんとビッケが格好良さげに歌っているのにゾノネムが無茶苦茶なライムというか言葉というかセリフなようなものを必死で発していて、それを見ていたら好感さえ持ってしまう羽目に。
  • TOKYO MOOD PUNKSとしてのワンマンは正直なところ遠慮してしまいそうなものの、再びザンジバルなナイトが確か7月の19日に開催されるようなので、出演者に笹沼さん関係の名前があったら再びUnitへ行ってしまいそう。


ということで、ザ・ハローワークスのデビューが楽しみになったイベントでした。格好良かった、あの旋律を生で弾かれてアレンジまでされているものだから、このまま終わっても良いと思えるほどにしびれてしまいました。