病む猫ムシ

病む猫ムシ

「猫」
プロレタリア文学っぽい、というのが第一印象。働くということについての意識も環境も当時と違うので、各々現実的なことを描いているのに異世界を見ているかのようでもありました。短編集でもそれぞれ厳しい視点は共通していて、それでも今読むと夢のよう。