地面が濡れていて、知らないうちに雨が降って止んでいたことを知る。見上げれば夜空に半月が鮮やかに浮かんでいて、落ちていく視力でくっきりと認められるのはいつまでだろうか、なんてことを考えてみてもロマンチストには程遠いので耳からは眼鏡の二人による放屁トーク