ini apa?

ini apa?

結局舞い戻ってきてしまったエレクトロニカ巡礼。どんなジャンルなのかよくわかっていないまま、タワレコでちらっとだけ試聴した時の印象で選んだのですが、よく考えてみればこれはリミックス集だったので、原曲を先に聞いておくべきだったのかもしれません。飽きてしまうかなと思いきや、情景を奏でている音がそこかしこにあって、でもミックスされているからなのか断片的だったりしたので美しさだけに照準があてられているわけでもなく心配していたよりも味わうことができました。たくさんの楽器を使っているようで、和でも洋でも中でも、色々な国の音がまざっていて、「kupu kupu」という曲は同じものとは思えないほど世界が違っていて面白かったです。
ふと、私はなぜ鉄琴の音に反応を示してしまうのかと考えてみたところ、かつてヤマハで演奏した時の空気のふるえが印象に残っていたこと、幼稚園の運動会のマーチングでやったリラがとても楽しかったこと、という二つの記憶がよみがえってきたのですが、もう少し手繰り寄せてみるとあらぬことまで思い出してしまいそうなので、そっと蓋を閉じておきました。それにしてもリラ、楽しかったなあ。