今日のフェスのことがすっ飛んでしまうぐらいの、衝撃の事実が判明しました。女の子風に言うならば「私、運命感じちゃった☆」というほどの巡りあいです。
月極の駐輪場に置いている間、二階に預けているので自転車のカゴには荷物が入れられていたりして、私も防寒具等々置いておくことがあるのですが、二週間ぐらい前からあるものが見当たらないことに疑問を感じていました。カゴの中に入れておいたはず、でももしかしたら勘違いで家のどこかに忘れているのかもしれないし、第一あれを誰かが持っていくなんて考えられない、と首を傾げながら今日までマフラーで代用。そう、ぱっきんと二つに割れて目じりに突き刺さって凶器となったものを瞬間接着剤で何とかくっつけた耳当てのことでした。
それが今日、フェス帰りに寒い寒いと思いながら片耳から50回転ズの音を流して駐輪場まで戻って、鍵をしたまま置いていったことに気づきながら、そのままであることに安心して手袋をして、さあ動かそうとしたその時、視界に入ってきたものは、見間違うはずもない例の耳当て、でもなぜか他の人の自転車のカゴの中に!
かなしいのかうれしいのかよくわかりませんが、布を切って接着剤でつけたので一部プラスチックがむき出しになっているため、世界で一つしかその耳当ては存在しないので一発でわかってしまいました。接着剤の力は健在でぴっちりとまだついたままで、カゴの中に入れっぱなしにしてあったことを考えると、もしかしたらその自転車の持ち主は誰かの落し物だとわかったのであえてわかるところに置いておいてくれたのかもしれない、という結論に無理矢理落とし込みました。というわけで無事耳当てが戻ってきてしまったので、新しいものを買いなおすわけにもいかず、運命を感じたこともあって愛着までわいてきてしまいました。