CONDOR

CONDOR

組曲第二弾は、何度か聞こうとしながらも気分と相談してお預けにしておいたので、この機会に是非との心の声を受けて流してみることにしました。ゆるやかにおだやかに、こちらのバイオリンの旋律はくらっとするほどの狂いを見せないものの、じっくりと時間をかけて調律がおかしくなっていくかのような、知らず知らずのうちにおかしな世界にひたされていくような感覚がありました。取り込んだせいかやはり曲間のつなぎが気になってしまいましたが、同じフレーズが繰り返されていると少しリズムが違ってきたり音が跳ねたりするとそちらに敏感になってしまったりして、歩きながら思わず目を閉じてしまいました。これをライジングサンでやったのだとしたら、私は相当もったいないことをしたようです。もう少し後だろうと思っていたライブは何の因果かちょうど今週の日曜、生で味わいたいけれど受け皿がしっかりしていない今の状態では危険かもしれないのでタイミングを呪ってしまいます。