LEVEL 32

LEVEL 32

きっと毎日のように聞いていたら甘すぎて胸焼けしてしまうのかもしれませんが、たまに耳から入れると歌詞も身構えずに意味を受け取ることができました。私よりも少し世代が上の、働いている女の人が聞いていそうなイメージが音源からは受けるのですが、ライブだとなかなかどうして骨太な音を聞かせてくれるので、甘い菓子のような歌詞を噛んで含めるように男の人も時々聞いてもらいたいな、と思っています。そしてこのアルバムの中で一番気になってしまった曲はというと、「アンブレラ」で、やはり私は黒鍵好きなのだろうかと少し歌謡曲テイストなメロディーラインを撫でながら何度も何度も聞き返してしまいました。他の曲が甘いからこそ、苦みがよく引き立っていました。