3×3

3×3

そうだった、ポップって、こういう音だった、と改めて噛み締めてしまうぐらい音が弾けていて本当に楽しくて、思わず踊りだしたくなるほどでした。電車内で本を読んでいても音楽の方が気になって全然進まずに、郷太さんの甘い声にしびれてはキャッチーなメロディーに乗せられるばかり。フットワークが軽くて様々な場所でライブもして、その上ずっと続けていくのは大変なのだろうなあ、と想像しながらまもなく行われるチェルシーホテルでのライブは我慢我慢と言い聞かせました。ノーナのライブは幸せ、というよりハッピーという言葉の方がぴったりきて、きらっきらして例え曲を知らなくても踊れてすぐに覚えられるような音が流れてくるので、何も考えなくても恥なんて忘れてゆらゆら揺れられます。そのため我慢の枷が外れそうです。