村田エフェンディ滞土録

村田エフェンディ滞土録

今日も「な」で足ぶみ。
絡まりあった風景やシーンがかっちり最後にはまるのがとても美しい。きれいごと、と片付けられてしまうのかもしれませんがそこまでのドラマの持っていき方が自然であるから現実でありえないことが起こってもすんなりと受け入れてしまうし、偶然の描き方も違和感を持たずになるほどと思えるぐらい、しっかりとした世界が築きあげられていました。この前も思ったことですが、要するに私は彼女から紡ぎだされる言葉と作り出される世界がとても好きみたいです。ラストなんて鮮やかすぎて本当にずるい。