エレキコミック第14回発表会 「THIS IS CONTE」

シアターサンモールには何回か行っているというのに一つの行き方しか理解していないせいか、出口が違うだけで毎回迷って今日も危うく遅刻するところでした。
内容には触れませんが、一応閉じます。


昨年の原宿で見た時、合わなくなってしまったのかな、と心配になったところがありました。でもそんなものはまったくの杞憂であって、恒例の客席いじりはなかったところに本気度を感じつつも相変わらずバカという単語がとてもよく似合うライブでした。笑いすぎて涙でステージが見えなくなるぐらい、くだらないしバカばっかりなものが展開されていくのに、それでも時折ぎゅっと胸が締め付けられるような痛みも出てくるからやめられません。
映像もさることながら曽我部さんの作った曲も印象に残って、今立さんの歌声がやっぱり好きなのかもしれないという結論に行きかけたり、ラストの本当にわけがわからなすぎる演出にもわけがわからないのに笑っていました。
映像の中のネタの一つでも言われていたように、彼らの面白さは映像だとなかなか伝わりにくいかもしれません。ライブで見てこそ、生で見るからこそその空気や温度が伝わってきて、くだらなすぎるのに連呼されると自然と笑ってしまうし、我慢しても肩が震えてしまいます。真剣にやっているからこそおかしく見えて、ああ、やっぱり彼らのライブはこれからも見ていくのだろうな、と涙を何度も拭きながら感じました。

最終日な上に関係者席のすぐ後ろだったので伊賀さんや井戸田さんやノーナの郷太さんを見かけたりして、髪を後ろで半分縛っている可愛らしい目の大きな女の子がいると思ったら峯田さん。その人たちの笑い声もよく響きつつ、男の人にこそもっと見てもらいたいコントだなあと思いました。笑いすぎて頭に入らなかったところもあるので、もう一回ぐらい見ておきたかったです。