B-PASSイベント"NewEdge vol.4"

ダブルオー・テレサ/自由人/KOHL/avengers in sci-fi/ChesterCopperpot
DJ maroon(from NIRGILIS)/FUCK☆RYU(BARFOUT) )

それぞれの覚書は明日書きますが、眠るまえにまずはこれだけを。
ダブルオーの熱にすっかりあてられてしまいました。何か渦巻くものがあった。



ChesterCopperpot
会場に着いたのが七時ちょっと前で、聞き覚えのある音楽にもしやと思ったら彼らが演奏していました。けれど入ってすぐに終わってしまって、もう一度聞きたいと思っていた「スクラップ」はおあずけ状態。狂える鍵盤をちゃんと見てみたかったです。


avengers in sci-fi
ベースもギターもエフェクターがたくさん用意してあって、ぱしぱし踏みかえていました。手も足もとても忙しそう、そして音もそれだけ変化に富んでいました。声は日本語よりも英語がよく似合う感じで、割と好きな音楽。二階にいたせいかあまりボーカルが聞こえなかったのが残念です。


KOHL
オーソドックスなギターバンドという印象。後々考えてみれば、フライヤー見て気になっていたバンドでした。声も曲も王道というかストレートな感じではあったのですが、これだという引っ掛かりを覚えなくて、若い子が好きそうだ、というどうしようもない結論に行き着いてしまいました。



自由人

ちょうど924のDVDを見ながら書いています。その時に声にやられてしまってからもう四ヶ月。記憶よりも五郎川さんは髪を切って若々しくなっていて、バンド全体としては垢抜けたのかそうでないのか、過程を見ているかのようでした。
声はやっぱり好きだなあと感じたのですが、曲がポップだったりギター熱かったりちぐはぐっぽくて、試行錯誤を重ねているようにも思えました。もう一度聞きたかった「つなわたり」がこれまたおあずけとなってしまってもやもやしています。


ダブルオー・テレサ
ソロやバックバンドでの演奏を聞いたことがあったのですが、ダブルオーとしてのライブは初めて。正直彼らの熱気がすごすぎて、他のバンドの記憶がほとんど吹っ飛ばされてしまいました。
ずっと二階から見ていたのでお客さんの入れ替わりやノリ具合がよくわかりました。ダブルオーの頃になるとそれぞれの目当ての演奏が終わって帰ってしまったのか、フロアはそれまでよりゆるゆるで、えーもったいない、と思いながらも自分は上の方からのんびりと見ていました。
熱い、ひたすら熱い、そして激しい、汗臭い、力強い、それでいて切実で、しょっぱなから胸をぎゅっとつかまれて揺さぶられるような錯覚を抱いてしまいました。それから彼らは一対大勢ではなく一対一として演奏しているかのようで、二階のこちらを見回しながらちゃんとコミュニケーションを図ろうとしてるところにも音に説得力を持たせていました。
植木さんのMCにも笑ってしまったり、熱いメッセージに動揺してしまったり、手拍子もちゃんと意味のあるもので、沸きあがってくるエネルギーがものすごかったです。他の方々が彼らにはまっていく様を他人事のように見ていたら、いつの間にか私も巻き込まれてしまいました。暑苦しいけれど決してそれが嫌ではなくて、忘れていたはずのあの気持ちを思い出させてくれるような、永遠の青春音楽。

彼らの熱気にあてられたというかうなされてしまって、帰りにタワレコ行く予定だったので物販で買うという選択をとらずに小走りに駅へ向かって、924のDVDとポメラニアンズの新譜をレジに持っていって、電車の中でダブルオーとボラを買い忘れたことに気づくという駄目っぷりを披露してしまいました。どうも最近はライブ後に買い物すると放心状態が続いているせいか忘れ物が多くて良くないようです。