すみか

すみか

こんなに風景が思い浮かぶ音楽ってあまりないというぐらいに頭の中にぼんやりと描かれるものがありました。短編小説のような、ショートフィルムのような、断片的なワンシーンを見ているかのようで、奏でられている音は壮大だったりするのに歌詞が身近なものだからすっと入ってきました。
ジャケットも好きな感じで、花が枯れるのではなく鉢植えから漏れた土にも意味がありそうで、カップラーメンを鉢植え代わりにしていてそれが落っこちて割れてしまったシーンが予告に流れて釘付けになってしまった『誰も知らない』のことを思い出したりもしました。
そしてちょっとした勘違い。ライブで初めて聞いた時、「す」の発音が弱くて「みか」だけが強調されていたので、ミカという女の人の名前かと思っていました。
カップリングもほんわかしながら切ない曲で、もうすぐワンマンにも行けるので演奏してくれないかとそわそわしています。