「Rahmens presents Golden Balls Live」

しばらくラーメンズから離れていたせいか熱は下がりぎみだったのかもしれませんが、それが一気にまた上がってしまいました。ライブはやはり生で見てこそ、でした。

具体的な感想を書こうと思ってもうまく書けません。今回見終わった後にアンケートを書こうとしたのですが、言葉が全然出てこなくて、「何も残らない、何も残さない」と大竹まことさんがおっしゃるシティボーイズのものとぴったり合いました。
コント自体も五人のスーツ姿がそれぞれに見ごたえのあるバレーの話もどことなく最近のシティボーイズっぽく、就職詐欺の話などではセットを見た途端に「あ」と思うぐらいなものだったのですが、ポイントポイントが私好みなものだったので、あれこれ思うまでもなくがはがは笑っていました。
見終わった後は本当に何も残らないライブで、こんなにすっきりさっぱりしたのは久しぶりです。私は後味が悪いものが結構好きなのですが、後を引かずにしあわせな気分のまま会場を出るのも良いものだなあ、とアートスフィアの入り口でシティボーイズから贈られた花を見ながらしみじみしていました。憑き物が落ちたかのようにすこーんと何かが抜けて、帰りの電車も満員であってもしあわせなまま乗っていられました。ああ、明日も行きたかった。

見終わった後にも残っているものがあるとすれば、二番目のスーツの時に小林さんがチャック全開だったらしく自己申告で上げていたことぐらいでしょうか。あとライブを見て、野間口さんがとても好きになりました。