「Top Stage」

つきみさん*1より教えていただいた雑誌を早速チェック。表紙が表紙だったので手に取るには少し気恥ずかしくもあったのですが、勇気を持って確認。
今年のシティボーイズの公演などについて三人が話していて、脚本家の話題になった時に十年経ったらもう駄目という風な発言をされていて、それは脚本家として駄目なわけではなくて、変わってしまって自分たちが求めているものと違うものになってしまうというようなニュアンスで言っていたようなところが興味深かったです。合うと思っていた人でも年月を経ればずれが出てしまう、ということはやはり三木聡さんともそういう経過だったのでしょうか、と妙な勘繰りを入れてしまいました。
若い人たちについても述べていて、アートに関するきたろうさんと大竹さんの話も面白かったです。シティボーイズもアート部分を組み込んではいるけれど、若手はそれを逃げに使っているという発言や、あまりに芸術してると舞台の上で自分がオブジェになっているような気がしてしまうという大竹さんの言葉は長年舞台をやってるからこそ出てくるものなのかもしれません。
素敵にお馬鹿でくだらないことを目指しているおじ様たち。今年もまた、大竹さんの「またここでお会いしたい!」という声を聞くために、私はアートスフィアへと足を運びます。