TOKYO No.1 SOUL SET「Beyond The World」

Beyond The World(DVD付)
まだ寝かせておいた方が良いのか、それともめぐらせて馴染ませた方が良いのか迷っています。ライブで披露された曲も入っているのでそれほどびっくりすることはなかったのですが、結構方向性が変わってきていて、良い風にとれば長年やっているのにまだまだ変わる幅がある、悪い方にとれば無理して迷走している感がある、というような印象でした。ソウルセットに少年性を求めていないよ、という人にとっては歌詞も含めてちょっときついかもしれませんが、もはや溺愛視線でしかいられない私としては、どうしようかと悩んでいます。
久しぶりにライブ音源の「9 9/9’99 野音」を聞いてみたら、若い彼らの声と音がそこにあって、昔の曲が今も盛り上がるのは音や歌詞に引き込まれるからという理由だけではなく曲の世界観が大人びたものでもあって、以前は背伸びをしていた感があったのが年をとるほどに味が出てきて「枯れる」良さがあるからなのかもしれない、なんてことまで考えてしまいました。