日に日に夜が失われていく切なさ。冬を告げるように、暗くなるのが早くなってきた頃は不思議とわくわくしていたのに、こうやって日が長くなっていく様を感じる時の方が、もっと先にあるものを予感してしまってセンチメンタルになってしまうようです。闇にまぎれた本物の黒猫を追いかけては逃げられて、歩いて歩いて歩いた先にはお久しぶりの友人。