バトンをいただいた時、「これは!」と強く思ったのですが更新されてしまったので多少変わってしまいました。マリさん(id:honeymoon_kcl)に言っておきたいことはまとめると二つあります。一つは、キング好きなら私も負けませんよ!ということ。もう一つは、我が家にいる犬とそちらに来た猫とを交換してください!ということです。外猫がいるにはいるのですが、やっぱり布団で寝たいです。
以下、回答。

  • 最近流したのはいつ? またその理由は?

「これは!」と思ったのは、ちょうど高木正勝さんのコンサートに行けずくやし涙を浮かべていたからでした。けれど最新版で言うと、『おくりびと』で少し流しました。理由は感情が揺れ動いたからです!

  • 今まででいちばん泣いたのはいつ?

いちばん泣いた時のことは覚えていないのですが、一番記憶に残っている泣きエピソードと言えば、小学生の時、おそらく私が悪かったと思うのですが兄と喧嘩をして殴られて、右側から鼻血が出てきてそれでも大声で泣いて、母親が仲裁に来てもさらに口答えをしていたら今度は母親に殴られて左側から鼻血が出てきて、二つの目からは涙、二つの鼻の穴からは血、そして口からはわけのわからない声とよだれ、という惨状でした。今でも鮮明にそのシーンを覚えています。

  • 優しさに泣いちゃうタイプですか?自分の情けなさに泣いちゃうタイプですか?

優しくされすぎると疑いスイッチが入ります。情けなさは泣きポイントとしてあるとは思いますが、流したら負けだとまだ無意識に思っているのでにじむ程度です。

  • 誰かを泣かせたことありますか?

自分が泣かせたことは記憶の中ではないとは思うのですが、目の前で泣かれてしまったことはあって、そういう時にどんな言葉をかければ良いのか、どういう態度をとれば良いのかいまだにわからなくて困ります。

  • 逆に泣かされたこととかありますか?

二つ目の質問から察せられる通り、たくさんあります。エピソードもたくさんあります。大晦日に今までの借金を払うという古典システムを取り入れた兄によって、その年にたまった鬱憤を晴らすと言われ恐怖の年末を味わったこともありました。
ライブではよく泣かされそうになります。感極まるというか、あまりに楽しくてどうして良いのかわからなくなったり、不安定な時に音で翻弄されてしまったりあるいは浄化されるようだったり、その時々によって違いますが基本的になすがままです。

  • 涙は何の味?

口に入り込んだりするので、オーソドックスに塩です。流しっぱなしにするとこれからの季節は頬がかっぴかぴになるので要注意。

  • 涙に対する貴方の見解を教えてください。

涙そのものに対する見解はさておいて映画や本や演劇などで涙することに、内容によって昔は抵抗があったのですが、大学時代の先生が、映画を見に行ってたくさん泣いた、とその作品を褒めるわけではなく泣いたという事実だけを告げていて、伊集院さんもラジオで泣くからといってその作品が良い作品とは限らないと言っているのを聞いてからは涙を気軽に流せるようになりました。感動ポイントで感動するのは当然、動物が悲惨な目にあったら自分の記憶と照らし合わせてしまうのも当然、でも泣いたから好きにつながるわけでもないし、感動だけでおもしろいわけでもない、なるほど。というのが作品に対する涙のスタンスです。映画は一人で観に行くことが多いのですが、友人と一緒の場合は見栄張りなので堪えぎみになります。