シティボーイズミックス PRESENTS「オペレッタ ロータスとピエーレ」

年に一度、甘やかされたいし甘やかしたくて見に行く、頭をすっからかんにしながらもちょっとしたスパイスもあるおじさんたちのライブを今年も楽しんできました。冷静になってしまえば瀧さんの使い方がちょっともったいないなと感じたり、楽日だから遊びもふんだんにあってなあなあな部分があったという印象もあるのですが、いちいち気にしていても、何も残らない何も残さないライブだと公言しているのだから、と目の前にいる人たちのおかしみを素直に受けることにしました。
瀧さんが年をとると斉木さんのような体型になるのかなと思っていたのですが、実際に並んでいるところを見るとどっこいどっこいで、進化せずとも十分でっぷりと貫禄がありました。それを見せつけるコントもあって、アドリブも挟んでいたためか舞台上で必死に笑いをこらえるおじさんたちを拝むことができました。贅沢を言うならば、あの二人でコンビを組んだネタを見たかったです。
今年もまた、大竹さんの「また来年も、お会い、したい!」という力強い言葉を聞けたので、来年もいそいそと銀河劇場へ足を運びたいと思います。
ちなみにパンフレットは蛇腹式で五つに分かれた上、封筒に入っていたので帰りの電車で広げるには勇気が必要でした。いつまでたってもこの人たちのポップ感覚はずれないなあ、と毎回反応してしまう音楽はTUCKERさんで、改めて聞きたくなりました。