Kentaro Kobayashi Solo Performance Live Potsunen 2008「Drop」

久しぶりのポツネン、どうなっているのだろうという期待と不安を胸に三軒茶屋へ。
あまり内容には触れませんが、とりあえず閉じます。


小林さんの疲れのせいか照明のせいか座席位置の関係か、化粧濃い?というのが第一印象でした。肥えすぎたりしていなかったのでとりあえずは一安心。自分が睡眠不足だったこともあったせいで完全に集中しきれず、もったいないことをしました。
全体的な印象で言うと、何だかキャラクターをなぞっているような気がしてしまって、二回やって型が決まったのでそれに当てはめていったように感じてしまいました。裏返せば安定してきているということなのかもしれませんが、もう一ひねりあるかな、というところまではいかなかったので物足りなさも正直なところありました。
最後のコントはそれまでの要素を収斂しながら仕上げていくという、小林さんが得意とするようなパターンで、でも前回までのようにくさいところは控えめになっていました。扱っているテーマは哲学的なものを含んでいたりしたのですが、世界にひたって大きな余韻を残すというほどではなく、割とあっさりしたような印象でした。
パペットネタや音効さんネタなど気になる要素はたくさんあるというのに、なぜだか一番記憶に残っているのがオープニングのチェコアニメーションのような不気味な映像だというのが、自分の集中力のなさを露呈しているようで少し切ないです。
出来ればもう一度見たかったなあ、という贅沢な悩みを持ってしまったのですが、今までのパターンからいくと追加公演があると信じたいです。でもやっぱり見たいのは一人よりも二人だったりします。