Private/Public

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タワレコに行った際にDVD付きの「Journal for People」が置いてあって最初はそちらを手にしたのですが、いやいや当初の目的を失ってはいけない、と欲をおさえてライブ盤の方を選びました。
美しく荘厳な旋律と神聖ささえ感じさせる、凛とした歌声。手を引かれてどこか別世界へと連れていかれそうになって、頭の中にはピアノによって触発されたイメージが次々と浮かんでいきました。映像とともに浮かんだのは流れる、流麗という単語。高木さんが映像も手がけているせいか連続するイメージが大きくて、つながれていく一つひとつの景色にうっとりと目を閉じてしまいそうでした。たまには綺麗すぎる場所に身を浸すのも良いかもしれません。ゲストボーカルの歌声もそれぞれに中性、母性を感じさせるもので、このライブのDVDもあったらなあと記憶を捏造して勝手な想像をするしかありませんでした。早く実際に体感したいです。