前日の54-71に続いて今日聞いたwegから連想したのか、曲間で静かになったところで、そうか気になっていた「music box」は仰げば尊しらしさを強引に無意識で感じ取って哀愁を覚えたのかもしれない、という結論が出てわけがわからないはずなのに納得しました。すると今度は頭の中に別のメロディーが浮かび上がってしまって、誰の曲だか全然わからなくて、映画のサントラだったかピアノの音しか鳴らされていないのでますます混乱してしまいました。消しても消しても流れてくるメロディー、たとえ歌ったとしても誰かにわかってもらえるとは限らないし、自力で思い出すしかない、さあどの曲だと脳内検索を電車の中で必死にして、ひらめいたのはそれから約四時間後、眠る前にのんびりとしている時でした。ただし判明したのは教授こと坂本龍一さんの「BTTB」というアルバムの中のどれかというところまでで、試聴できるサイトを探してもまったく見つからない。CDはどこかに埋もれているので探しだすにも一苦労だし、どうしようかと頭の中で流れ続ける音を消しながら眠りにつきました。
そして一連の行動を記録している今、つまり翌日の夜、初回版についてきた楽譜を見ればどの曲がわかるということに気がついて、引っ張りだしてきてようやく曲名を導き出すことができました。「opus」という曲でした。さらに今調べてみたところ、amazonでも@TOWERでも試聴が可能だったようで、昨夜は一体何をやっていたのだろうかと狐に化かされた気分です。