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気になっていたので北海道で見ようと思っていたのに歩くのが面倒という理由で諦めて、今週の月曜にANAと対バンライブがあるから見よう見ようと思っていたのにたてこんでいてそれどころではなくなったので泣く泣く諦めて、ライブで見るのは先になるかもしれないと覚悟を決めて音源を聞いてみることにしました。するとどうしてどうして、ライブに行かなかったことを余計に後悔する羽目になってしまいました。音を聞く、というよりも空間を味わって感じるライブのような気がします。
ガラス、ではなく透明なうすい膜が張っているような感覚。直接えぐられるようなことはなくて、線を隔てたあちら側で世界が展開されていくかのような印象を受けました。情景が次々と変わっていって、遠くの空でものすごいスピードの雲が流れていって時間まではやく流れて目まぐるしいはやさで色も何もかもが変わっていくようなイメージ。アート系の映像にあるような、例えば『青い春』で青木が屋上からずっと立ち尽くしているシーンみたいなものが思い浮かびました。癖のある音でも受け入れやすく、ポップな部分もあるので陰影のコントラストも綺麗でした。うーん、生の音を体感してみたい。