ランタンパレードの激情

ランタンパレードの激情

華麗な鍵盤とサロンでのんびりしたくなるような音、なのに耳を傾けていると流れてくるのは文学的で鋭い言葉たち。前作もこんな感じだっただろうか、激情と名前がついているからだろうか、なんて考えながら後で前のも聞いてみたら結構鋭いところもあったりして、音だけに騙されてはいけないな、とにやにやしてしまいました。メッセージがあるような、ないような、フォークっぽくもありつつ曲調は鮮やかで色があふれ出してくるものばかり。静かでもしっかりと熱い、そんな印象。