TOKYO REAL-EYES presents LIVE SUPERNOVA Vol.8*4

二度目の当選、毎回毎回気になるバンドを迎えて無料でライブを楽しませてくれるだなんて、贅沢すぎて毎回毎回行きたくてたまりません。
今回はアロウズ以外、曲どころか名前もまったく知らないで行ったのですがものの見事にライブの魔法にかけられてしまいました。アロウズに至っては一ヶ月ぶりぐらいだったので、行きの電車の中で曲を聴きながらニヤニヤしたり、やっとライブを見られるんだとドキドキしたり、中毒もいいところ。
以下、それぞれに少しだけメモ。
Chester Copperpot
ドラム、ベース、キーボードボーカルでギターレスのハモリ有りスリーピースバンド、ということで安直に風味堂を連想したのですが、ボーカルさんが途中でギターを弾いたりして、得意の早とちりをしていたようです。
演奏を聞いていてまだ若々しいなあと思うところもあったのですが、鍵盤を荒々しく叩いたりなかなか見甲斐のあるステージで、タバスコという曲の前にやった「捨てられた……」というような歌詞の曲が一番印象に残っているのですが、なんという名前なのか言わなかったのでむずむずしています。その曲は鍵盤をむちゃくちゃに弾いたりリズムをわざと崩したりしていて、もう一度聞きたくなりました。

riddim saunter
一曲目聞いた瞬間に「やばい、これは持ってかれる!」と思った通り、見事にやられてしまいました。音が熱くて厚くて太くて楽しくて、全然知らない曲なのに踊りたくなるような、情熱あふれるものでした。キーボードもドラムの傍に置いてあって背中を向けて弾くという位置で面白く、女の人がオールマイティーにサックスやフルートまで演奏するものだから興味をそそられまくりで、音の広がりもすごくて引き込まれまくりでした。音源を聞くよりも絶対ライブで見た方が楽しいバンド。
あの時アルコールが入っていたら物販でアルバム買ってそのままライブのチケットを買ってしまいそうなほど、良かったです。そして帰りにチラシを見てみたら彼らは年下。かなしくなるので、もうそういうことは考えないようにしました。

the ARROWS
セットリストがスタッフさんのところで出るかなと待ちつつ、記憶の中での曲順を並べてみると、
恋する摩天楼→JIVE JIVE→Oh!ベイビー!!→星空歩く地球ウォーク→イエスタデイワンスモアーズ→(en)大脱走〜虹色のアーチ〜
のような気がします。全部ライブで聞きたかった曲だったので、もう、始まった瞬間から最後までずっとニヤニヤしてしまいました。
アロウズのライブを前の方で見たことがないので言い切ってしまうのはまだ早いのかもしれませんが、私は彼らのライブを見る時は楽しそうに演奏をするメンバーを楽しそうに見つめているお客さんたちを見ながら楽しそうにするのが好きみたいです。曲だけではなくて雰囲気全体を楽しみたい、と思わせてくれるステージのような気がします。
そして今回、改めて山内さんの弾くギターがとても好きなのだと実感しました。いつもは奥の方に引っ込んでいて、その前をキャンディーさんがちらちら動くのであまり見えなかったのですが、今回はステージが横に広がっていたせいか山内さんが一番端にいたのでプレイ姿をよく見ることができました。早く生で聞きたかった「イエスタデイワンスモアーズ」でも好きだなあと思っていた部分を山内さんが弾いていて、お客さんの頭で隠れていたのでちらっと見える程度ですが手の動きを追ってしまいました。
MCはキャンディーさんがものすごいすべりっぷりを披露していて、話している途中で曲に入られたりしていましたが、それも含めて楽しいものでした。

先週はポリのライブに行ってどうしようかと思い、今週はアロウズのライブでああどうしようかと迷って、30日、どこに重点を置いて良いのかわからなくなってしまいました。それにしても名古屋でのライブが相当に良かったみたいで、一度見てみたいなあ、というのが本音だったりします。


ちなみに今回の音源は大晦日にオンエアされるようで、しかもその大晦日ではタカチャとポメラニアンズの生ライブも行われて椿屋四重奏(中田祐二) × 吉井和哉ELLEGARDEN(細美武士) × the pillows(山中さわお)の対談も流れるようなのでテレビだけではなくラジオもチェックする可能性が出てきました。