DOPING PANDA 「Tour05“High Pressure Time”〜ONE-MAN-SHOW!!〜」

AX三日目、今回は二階から。じっくりと見たかったことと到着が開演ぎりぎりだったことで良かったところもあったのですが、彼らのライブに関しては幾度も「下に降りたい」と思ってしまいました。それぐらい下からの熱気がすごくて、揺れていました。
ライジングサンでMCが気になって音源聞くようになって、打ち込みが入った音楽も嫌いではないので、「ライブで見たらもっと楽しいだろうな」と思いながら英語を耳に馴染ませていました。
二階からだと客観的になれて、久しぶりにダイバーを見られたりモッシュゾーンの厳しさにうなったり、関係者席の微動だにしない後姿を視界の端に納めつつ、適度に揺れて音を感じることができました。100sのライブや先日のフィッシュマン ズだったら上から見るのがステージ全体が把握できて良さそうでした。でも、やっぱりドーパンの曲はみんなで乗ってこそだと肌で感じたので次の時はスニーカーで薄着になって、モッシュゾーンより少し後ろ側で見たいと思います。男の人が多いライブが久しぶりだったのでいつものライブより熱く感じられました。あの会場のうねりというか熱気というか、発されるエネルギーが二階まで伝わってきたので、あの中で今度は汗をかきたいです。

三人なのに力強く、太くて雄々しい。中でもソロプレイでドコドコ胸に来たドラムもさることながらベースが! ベースのタロティさんの少し変わった指さばきがものすごくて、釘付けになっていたらあまりのことに鳥肌が立ってしまいました。ざわざわと粟立った感覚が今でも記憶に残っています。
またMCが独特で、受け付けない人にとっては絶対駄目なのだろうなとは思うのですが、今日の私にはぴったりきてしまって、ロックスターが口を開くたびに笑っていたような気がします。ロックスターはやっぱりロックスターだけあって大口叩きまくって、武道館を経て東京ドームでやると言っていましたが、それほど無理とは感じなかったのが不思議です。AXの次はZEPPで、武道館でドームもあり得るよな、と納得してしまいました。
ずっと見てきた人にとっては熱気が充満する小さい箱の方が良いのかもしれませんが、ライジングサンは意識していないままに途中でその場を離れてしまったので今日初めてちゃんと生の演奏を見た身としては、みんなで踊れる音楽があるのだから人数が多ければ多いほどその楽しさが倍増しそうだ、と感じました。だからカウントダウンはものすごく楽しいことになるんじゃないのか、とニヤニヤしつつ参加できない悔しさも味わっています。
見たら楽しいだろうな、ライブに行ってみたいなと思っていたDOPING PANDA、空中にキックするようなノリ方をするロックスターの声は少し甘くて、英詞なのに違和感なく受け入れられて、肝心なところで間違えちゃったりしてもそれさえ楽しむことができました。ピコピコの電子音やあちこちに設置されたミラーボール、特殊効果で飛び出してきた銀色のテープ、そして手拍子すべてが曲の一部となっていて、アンコール時には力いっぱい手を叩いていました。二階席の人たちはとても冷静でしたがそんなことは関係なくて、ひたすら楽しく、次こそは下で一体となりたいと決心しました。


ということで昨日の二日目AXについては明日に持ち越します。ちなみに今日の生中継は接続がちゃんとなっていたおかげで撮れていました。