フジファブリック「MONONOKE JACARANDA TOUR」

色々書いていると長くなりそうなので、箇条書き。何も知りたくないという人は気をつけてください。


・メガネドラムは不在
・男の人が増えていて少し嬉しくなる
・予想通り激しめ
・序盤にがーっときて盛り上がる
・「TAIFU」「追ってけ 追ってけ」「サボテンレコード」など前アルバムからの曲も演奏してくれて、久しぶりに「桜の季節」も聞けて満足
・カトークのお楽しみも有
フラゲ、フライングゲッツ、ゲット? のことを最近知ったらしい志村さん
オリコンチャートでデイリー八位
・地方に出張してまた帰ってくる


そして特筆すべきことがあるのですが、これからツアーに行こうと思って楽しみにしている方はご注意ください。

金澤さんがステージ脇からそれを持ってきた時から、「水飴と綿飴」をやるのだろうなと察しはついていたのですが、まさかあんなことになるとは思ってもみませんでした。
それ、とはつまりネゴシックスでおなじみの、UFOを呼ぶ時に使うほわんほわんしたホース(シングル「赤黄色の金木犀」内のスタジオ版の映像にて志村さんが持っています)のこと。そしてあんなことと言うのは、ステージ全体が暗くなって前列にスポットライトが。つまり右からギターの山内さん、ギター志村さん、ときて一番左はキーボードではなくホースを持った金澤さんが! 
三人はいたって普通に演奏を始めていましたが、客席からはどよめきというか笑い声というか戸惑いのような声があがっていて、しんみりする曲なのにスポットライトに当たりながらホースを振り回す金澤さんが非常にシュールで、それを見た時に「やっぱりフジファブリック好きだ」と悔しいながら思ってしまいました。
個人的なところで言うと、今日は眼鏡をかけていませんでしたがドラムとベースを主に見てしまっていたことや、唇のソレを持っている身としてはどういう表情で聞けば良いのかわからずにいて、でもフェイントラストで拍手が起こってから「ひっかかった」と言って再び音を鳴らしたところに笑ってしまったことなど、色々とありました。
本編ラストは「陽炎」で、アンコールは一回のみ。スタッフの方がギターを普通にチューニングしに来ていたのでちょっとだけ残念な気持ちになりながらもアンコールがちゃんとあることに安心もしました。そして「虹」でわーっと盛り上がって「Birthday」で何だかしあわせな気分になっているうちに終わっていました。その後の拍手はアナウンスが流れ出したことによっておさまって、思っていたよりも短めに終了。
予想通り演奏も客席も激しくなっていて、男の人も増えていて過渡期なのだろうなあと感じながら1月チケットの先行販売の列を見つつ、アンケートを書きました。その間も頭の中では曲が鳴り続けていて、はやくまたライブが見たいという気持ちでいっぱいに。
CDで聞いていてもぴんとこなかった曲がライブではよく映えていたりして、帰りの電車で聞くとまた違った受け取り方ができました。23日の543もカウントダウンも行けないのでこれが見納めでしたが、来年、どういう形で帰ってくるのか楽しみでたまりません。特に「水飴と綿飴」のスポットライトがまた見たくてたまりません。あと、一番楽しみにしていた「蜃気楼」が聞けなかったので、次の時には聞きたくてたまりません!