「フジファブリック TOUR RAINBOW OF SUMMER 2005」*6

  @SHIBUYA-AX set list

  1. 銀河
  2. TAIFU
  3. ダンス2000
  4. 虹
  5. 赤黄色の金木犀
  6. 環状七号線
  7. 桜の季節
  8. 新曲1
  9. 打上げ花火
 10. 追ってけ追ってけ
 11. 花
 12. サボテンレコード
 13. 新曲2
 14. 花屋の娘
 15. NAGISAにて
 16. 陽炎

 EN1:茜色の夕日
 EN2:線香花火

同じ年の人たちのステージを見に行っているという不思議な感覚を味わうのは彼らが初めてでした。これからどんどんとそういう人たちが出てくるのかもしれませんが、ギターのコードが黒電話みたいにくるくるしているので、高校の頃に組んだバンドでベースの子がああいうコード使っていたなあ、などと過去を思い出したり、自分も甘えてばかりはいられないよなあとあせりを覚えたり、何かと思うことが多かったです。
今まではボーカルの志村さんや不思議系キーボーディストの金澤くんに目が行きがちだったのですが、今日のライブでドラムの足立さんに釘付けとなってしまいました。最初の方はあまり見えなくて、でもドラムの音が腹に響いてきて気になっていました。しばらくして視界に入ってきた足立さんはなんと眼鏡! 眼鏡でドラムと言うと思い出すのは、デキシのハッチさんで、一瞬スティックを放り投げる姿を連想しましたが、すぐに現実へと頭を戻して足立さんを見ていました。激しく首を振りながらドラムをたたいていたので眼鏡ずれないのかなあ、キーボードの金澤さんは結構くいっとあげているのに、もっと激しいドラムだと何か特別な仕様にしてあるのかなあと思っていたら、一瞬左腕だけで演奏する部分で空いた右手を使ってぐぐっと押し上げていたところを見てしまって思わずニヤリとしてしまいました。左寄りだったため、メインに入ってくるのはキーボードとドラムという眼鏡ロードではありましたが、楽しそうに演奏する足立さんの姿ばかりが気になってしまいました。アンコールの時に演奏しながら金澤さんと何か通じ合って笑ってみたり、スティックを指揮棒のようにして振ってリズムを取ってみたり、そして叩かれた音がずしんと胸に来たりでさあ大変。
「追ってけ追ってけ」の時だけ黒幕が開いてスクリーンが出て、そこに幾何学模様のようなレトロな光の映像が映し出されて不思議な気持ちにもなったり、やっと生で聞けた曲に興奮したり、春夏秋冬もすべて演奏してくれて新曲もポップなのとロックなのとあって、同い年の自分は何やってるんだという現実に何度か立ち返りつつもとても楽しめたライブでした。ほっとしたのもつかの間、ちらしを見てみたらチケット先行情報があって、これからたくさんライブを行ってくれるということでうれしいけれど、少しつらかったりもします。



鼻歌まじりに検索していたら、結構過去の記事が出てきたりして、今のメンバーになってからしか知らない私には色々と新鮮に読めました。しかも対談でOO TELESA!*1