20世紀のシティボーイズ

20世紀のシティボーイズ

前日disc:1をディスクマンでずっと聴いていたら、仕事中も頭の中を「恋人達のゴム脳」と「魑魅魍魎」が流れてしまって、とめどなくさせることしかできませんでした。音楽を聴いて思い出すのはおじさんたちのゆるやかな時間。
そして本日はdisc:2を聴いていたら、「みずのうた」のイントロで鳥肌が立ってしまい、ビデオの時にも好みの曲だなあと思っていた気持ちがもっと強くなってしまいました。少し外れたような、黒鍵を使ったメロディーラインが気持ち悪いのに心地が良くて、舞台というよりも映画の主題歌にでも使われていそうな曲でした。

シティボーイズの舞台で使われている曲をちゃんと聴いてみたいと思っていた矢先に、ライブ会場で見つけてしまった、贅沢なこのアルバム。おいしいとこどりで、聞きたかったコントのものも入っていて、電車の中で「三千年で変わるもの」という掛け合いに噴出しそうになってしまいました。
日本というよりもヨーロッパのけだるい午後に、うたた寝をしている時に夢心地で流れている曲のようで、いつまでもゆるゆると聴いていられるものばかり。
20世紀の次は21世紀、年のとったおじさんたちの後ろに流れる音楽もまとめてもらうのを楽しみにしています。