「登竜門」

ああ私は物が意味や感情を持つものに対して弱いのかもしれない、笑い飯バナナマンの無茶振り対決を見ていてふと思いました。昨日の設楽さんの、空のペットボトルとスリッパとゴルフクラブを遺品に見立てて未亡人をこなすところや、ウンナンの正月番組で無作為に選ばれた観客を笑わせられれば100万円、というものでインパルスの板倉さんがやっていたモノボケの、招き猫を地面において「雇えないねぇ」と言ってみせるところや、ラーメンズのネタももちろんそうで、普段は目にしている物を物として扱うのではなく、それらに対して意味を持たせたり感情が持っているように見えた時にふと湧き上がるおかしみやかなしみのようなものが好きなのかも、と自分の嗜好が一つわかってしまいました。不思議な笑い、いとおかし、という表現がなぜかしっくりきます。