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フジファブリック

ラジオで流れているのを小耳に挟む程度だったのですが、試聴機で聞いてみたらぐいぐいと引き込まれてしまったため、ポイント二倍の魔力に打ち勝てず購入。早速聞いてみて、聞いてみて、聞いてみて、買って良かったと早くも結論づけました。
今時っぽいのにどこか懐かしくもあり、流行りっぽくもあるのに古臭くもあるという不思議なメロディーライン。私が気に入ったのは打楽器や弦楽器の中に入り込みながら上手く存在感を示しているキーボード、というよりもピアノ質の音でした。ついこの前のスペ中にキーボードの金澤くんが出ていたのに、途中からしか見なかったのでその音を発している人がどのような感じなのかはよくわからないままです。
歌詞カードも凝ったつくりになっていて、印刷文字が活版のようになっているところがとても好みでした。そして季節ごとにその季節の曲を出していて、シングルにしか収録されていない曲もあるという戦略にもまたニヤリとしてしまいました。好きだなあと思った曲は「桜の季節」……春、「陽炎」……夏、「赤黄色の金木犀」……秋、と見事にシングルでやられています。ということは次に出る冬版を見てしまったら購入してしまい、そのついでにジャケットをそろえたくなって他の季節も買ってしまう、ことになりそうです。12月5日にワンマンライブがあると知ってかなり行きたくなったのですが、あいにくその日は知り合いの演劇が入っていたため断念。来年のライブには是非、行きたいです。