Fighissima

Fighissima

自分内のイメージではテレビのBGMでよく使われる、馴染みやすい軽いポップミュージック、だったのですが久しぶりの音源ではダンスでポップなのに軽いながらどこかで重石をつけられたような印象がありました。どこの国かわからない言葉がリズムに乗せられて流れていって、意味はわからないので解読しないままに身を委ねて、変わらないのはお洒落っぽさでした。実体はずっとつかめないまま。

本日までだったのに最終上映には間に合わず、『エコール』*1はソフト化待ち。あーあ残念、と肩を落としながら自転車に乗る準備をしようと耳当てを持ち上げたら、バキッとした音がして、前のは何年も愛用していたのに、今度は二回ぐらいしか使わず頭にかける部分が折れてしまいました。私にとって鼻緒の役割が耳当てのプラスチック部分なのか、これは何、どうしよう、この冬の自転車ライフをどうやって過ごそう、何かの呪いか、それとも無意識的なストレス発散か、ああどうしよう、とその場に誰もいなかったので力なく笑うこともなく無表情で自転車に乗りました。試しに折れた耳当てをつけてみましたが、片耳部分がぱっかぱっかして風が気持ちよく通り抜けていきました。プラスチックがもろ見えならばアロンアルファのお世話になれたのかもしれませんが、無駄に布でくるんであったりするのでなかなか難しそうです。ああいとしの耳当て、しょう油くさいマフラーに耳ごとうずめるのはもう嫌です。

耳当て問題については後々対処することにして、『エコール』が銀座シネパトスにて上映を引き継がれるようなので、時間が合えば行ってみることにします。いかにもな感じではありますが、あれだけ餌をまかれたら反応しないわけにはいきませんもの。

本屋で見つけたパンダさん、新潮社が創刊した新しい文学雑誌「yomyom」*1のラインナップが旬の作家さんたちで占められていて、大いに気になります。amazonでは取り扱っていないようですが、せっかくなので暇な時にでも立ち読みしてみるつもりです。